しちやんP作品



世界観を構築する能力と、それを映像として表現する技術力が高次元で結びついている。
カットごとの展開も巧みで、冒頭で受けた衝撃が最後まで続く仕組み。長いようで短い時間の流れが、一瞬の幻を見たような見事なトリップ感を演出してくれる。
ダンスの取り入れ方も既存のアイマスMADには見られないもので、この不思議な曲と世界観に素晴らしいまでのシンクロニズムを披露する。
少々どぎついくらいのギリギリの色使いも、センスが無いと出来ないだろう。コスチュームにスクールウェアをチョイスする所も心憎い。


じわじわと沁みる良作も好きなのですが、久々に頭をブン殴られるような作品を見たい!と思っていたところでした。
この作品には思いっきりブン殴られた!ここにこの作品が存在している事が信じられないくらいに好きな作品。


<しちやんP作品>

息を呑む美しさ。